音楽ハッカソン

最近IT業界で流行している「ハッカソン」。ハッカソンとは何かと言うと、「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、プログラマーたちが技術とアイデアを競い合う開発イベントの一種だそうだ。フェイスブックの「いいね!」ボタンももともとはハッカソンを通じて誕生した機能だそうだ。そのハッカソンで最近注目されているのが「音楽ハッカソン」だそうだ。昨年11月29日と30日に行われた「Musician’s Hackathon」という名称で行われたこのハッカソンは、その名の通りミュージシャンがプログラマーと組んで自分たちのオリジナルなソフトウェア、システム、作品をその場で開発しようという発想のものだという。計15名のプロミュージシャン、プロデューサーが参加するとともに、プログラマーやデザイナーが参加し、その場でお見合いのような形でチームを作ると同時に開発をスタートする。2日目にはシステムを完成させて発表するというユニークなものだ。最近音楽関連のハッカソンが各所で開催されているらしい。しかし日本最大規模かつ、世界初のミュージシャンとプログラマーがタッグを組んだハッカソン・イベントはこの「Musician’s Hackathon」で、ソフトウェア・ハードウェアの企画・開発段階からミュージシャンも参加して「ミュージシャン×プログラマー=作品」という形で開発・発表していこうというのが今回のイベントだ。たった2日でシステムを開発するので時間的な余裕もなく、人によっては泊り込んでの作業となったわけだが、それを想定して深夜まで使えるスパ、シャワー、フィットネスなども完備されていたそうだ。またレコーディングスタジオも解放されていたそうだ。そこで自分の声を録音し、UTAUを利用したボーカロイドを開発したミュージシャンもいたそうだ。他にもダンスに合わせて音が鳴るシステムなどが開発され、盛り上がりを見せたようだ。こうしたイベントが開催されることで新しいアイデアやシステムが生み出されていくのは音楽業界、IT業界の両方にとってもいい刺激になるだろう。